PRODUCE48 備忘録

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第2回順位発表式、上位組の変動はあるか!?

先日、”プロデュース48”最終12人に選ばれるのは誰か?に関しての記事を書きました。上位組はすでに固まってきており、デビュー安全圏であると言えるでしょう。

しかし、8月3日には第2回順位発表式が控えている中で、上位組の順位を揺るがすほどの議論が韓国で巻き起こっています。

 

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その議論が、、、、、'ウィスプル'議論

もうすでに、多くのプデュファンがご存じだと思いますがウィスプル問題に関して簡単ではありますが、まとめてみました。

 

ウィスプル(위스플)とは?

ウィエファ(위에화) YUE HUA

 チェ・イェナ/ワン・イロン

ターシップ(스타쉽) STARSHIP

 アン・ユジン/チャン・ウォニョン

トーン・ミュージック(스톤뮤직) Stone Music

 チャン・ギュリ/チョ・ユリ/イ・シアン

プルレディス(플레디스) PLEDIS

 イ・カウン/ホ・ユンジン

 

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4つの企画会社の頭文字をとったものです。特に上記に記載している練習生に対する分量が過度に多いということが問題となっています。彼女たちは現在、ほとんどが最上位圏の順位に含まれており、デビュー安全圏と言われている練習生たちです。

 

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[기자수첩] 엠넷의 아이돌 오디션 <프로듀스48>, '위스플' 논란 : 월간조선

特定芸能事務所の優遇の疑惑・・・オーディション番組の生命は公正性がなかった!?

 

視聴者たちがこの4社に注目するのは、この4社がMnet(Produce48の放送チャンネル)と特殊関係にあるからです。まず前提として、MnetはCJエンターテイメントの系列会社です。

 

☆ストーンミュージック

ストーンミュージックはMnetから派生したCJエンターテイメント系列会社です。Mnetが独自のアイドルを育成するために放送した番組「アイドル学校」の出演者たちが皆ストーンミュージックに所属しています。

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☆プレディス

プレディスは、CJが株式の51%を買収しており、現在プレディスのハン・ソンス代表が“プロデュース48”のデビュー組の韓国活動の指揮を執ることになる統括プロデュースを担当しています。f:id:nekkoya:20180803014751j:plain

 *ハン・ソンス代表はSMでBOAのマネージャーをしていた経歴あり。2000年にSMを独立してプレディスを設立。

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 ☆ウィエファ

中国の大手芸能企画会社で、CJ所属芸能人の中国活動のマネジメントを総括しています。

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 ☆スターシップ

スターシップは、ウィエファとアイドルグループ“宇宙少女”を合作企画するなど、緊密な関係をもっています。

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視聴者たちは、4つの企画会社の所属練習生の実力や容姿の水準が高い点は認めるが、中小企画会社の実力や魅力が優れた練習生たちに全く分量がもらえないという点、何人もの研究生が悪魔の編集により犠牲になった反面、この4つの事務所の練習生たちは天使の編集だけがされている点などを指摘しています。

 

第二回順位発表式のカットラインが、30位になったのも(シーズン1、2では35位)、"後半期に急激に順位が上ってくる可能性が高い中小の企画会社優秀練習生たちを落とすためのものではないか"という話も出ています。

 

実際に、第一回順位発表式の58位以下の順位を受けた練習生たちは、ほとんどが単独ショットを一度も受けておらず、寂しく放出されました。14歳から25歳まで切実な夢を探しに集まった練習生たちが傾いた運動場で無駄な希望を持つことがないようにするべきだ。という批判が高まっています。

 

実際にどのような偏向放送がなされたのか、一部ではありますがまとめてみます。

 

〇分量議論のはじまり、宮脇咲良、千葉恵理の分量問題

 

そもそも、1話~4話まではウィスプル議論よりは宮脇咲良、千葉恵理の分量が多すぎるという議論が常に持ち上がっていました。

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 事務所別評価での宮脇咲良のAクラス判定は多くの視聴者に疑問を持たせました。また、千葉恵理に関しても、分量の多さから第二のキム・ソヘではないかと「分量差別」議論が巻き起こりました。

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 しかし、そのような議論も4話目ぐらいから落ち着いてきたようです。宮脇咲良は日韓合作の代表的人物であったため、それなりに分量を取ってしまうことはしょうがなく、千葉恵理に関しても、”実力不足を指摘され涙の「無理です」から奇跡起こしたBOOMBAYAHチームのメンバー”というしっかりとしたシナリオがあったため、視聴者を納得させた形です。

 

〇ウィスプル疑惑噴出

しかし、6話目のポジション評価からウィスプル疑惑が噴出してしまいました。理由やシナリオがあれば視聴者も納得する分量も、ウィスプルの分量がほとんど意味のない編集であったからです。

 

☆メリクリ組

メリクリ組は、今回の分量問題での被害者とも言われています。

韓国人3人と日本人2名で構成されており、1~12位圏の練習生に押し出されて強制的に決められたメンバーであり、最弱です。しかし、彼女たちは非常に魅力のある舞台を披露し、現場でも高い評価を受けました。

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特にグループ内で問題が起きたわけではないですが、それなりの葛藤や苦しみがあったはずです。しかし、この日放送された4つのチームの中で最低の分量である、わずか7分であったといいます、、、

 

Side To Sideチーム

問題のウィスプルが所属したチーム。その中で、最も重要な立ち位置にいるのがイ・カウン。リーダーシップを発揮したり、みんなを世話することは、もちろん放送に分量を使っても良いことなのですが、問題はそのありふれた内容に比べて、分量がかなり過大であったことです。

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 カウンが悪いわけでは決してありません。問題はその編集方法であり、このチームでさらに問題となったのが、白間美瑠の放送分量です。

 

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もしこれが望ましい放送であれば、「白間美瑠以外のみんなはベストダンサー、この中で生き残らなければいけない美瑠の運命は!?」というシナリオが出来上がっていたはずです。しかし、白間美瑠の放送分量は完全に行方不明になったといわれています。どうして美瑠が1位になって、ベネフィットを獲得したのか、最低限の情報提供をしなければならないはずなのに、その分量はすべてイ・カウンに使われています。

 

☆ポジション評価舞台順番

ポジション評価の舞台は2週に渡って放送されました。投票は常に続いているため、もちろん初週に放送されたチームのほうが有利です。ウィスプルの練習生が所属しているチームはほとんど初週に放送されました。実際の現場での競演の順序とは異なる順番で、意図的に放送順番を変えたとされています。

 

☆第一回順位発表式

ポジション評価とは別ですが、第一回順位式でのシーンも問題となっています。ウィエファのワン・イロンとプレディスのイカウンの研究生が順位発表が続々と読み上げられている時には、名前の横に生まれた年度が表記されていませんが、WOOLLIM所属のクォン・ウンビの研究生が呼ばれときは横に1995年生まれと表記がありました。

 

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放送だけ見て投票をしている視聴者たちはクォン・ウンビの年を見て、ガールズグループにしては年齢が少し上だと考えて、投票を避ける可能性があります。

 

これらは、ウィスプル疑惑のほんの1部です。このウィスプル報道により、ウィスプル所属練習生を選ぶのをやめよう」という一部コミュニティの団体行動は続いており、YoutubeNaverのコメント欄を筆頭に、練習生に向けた悪意ある非難もあふれかえっています。

 

プロデュース48という番組の特性上、一人ひとりへの均等な分量配分は難しいです。しかし、制作側もそれなりの密度のあるシナリオを伝えてこそ、視聴者が納得することができるのだと思います。せめて、伝えるべき最低限の情報は視聴者に伝えてほしいです。

 

何度も言うように練習生に罪は無く、与えられた場所で必死に一生懸命頑張っているだけです。それなのに、悪魔のような編集方法により、このような騒動に巻き込まれることはとても残念です。

 

ただ、今回の分量問題に関してはシーズン1,2の時も毎回のように言われていることなので、Mnetの話題作りにまんまと乗せられてる感も否めません^^;

 

第2回順位発表式では、ウィスプル練習生たちの順位にどのように影響するか要注目です!